バッテリ延命機の商品化(1) 開発から商品化へ

バッテリ延命機の商品化に向けた取り組みを紹介していこうと思う。

インテリジェントバッテリリフレッシャとして、鉛蓄電池のサルフェーション発生を抑制する装置を開発してきた。最初にエンジニアリング試作を行ってからかれこれ5年になろうか。その間に、実際に利用されている鉛蓄電池に設置して効果を詳細に検証し続けてきた。

その過程で、試作機から量産評価機まで、4代にわたる装置を開発し、ハードウェア、ソフトウェアの改善を重ねてきた。

左から「1次試作機」「2次試作機」「量産評価機」「量産テスト機」

最終的には「量産機」として2017年4月から販売を開始した。感無量という感じである。しかし、ここに至るまでには、多くの方々に協力を頂きつつ、機能性能改善を進めてきたわけで、協力を頂いた皆さんには心から感謝したい。

市場には何種類かの類似機能をうたう商品があるが、それらと比べ、本装置は劣化した蓄電池を再生する機能ではなく、劣化を防止することに重点を置いた機能が特徴である。もちろん、実証の結果、劣化再生機能も認められるが、より長い時間がかかることになる。動作時の消費電力を数mAすることで、蓄電池への負荷を極めて低く抑えることが実現できた。消費電力を抑えると、サルフェーション防止機能が落ちるが、そこは制御回路の工夫により低消費電力でもサルフェーション防止機能を極限まで高めることができた。

これまでの試作機と実証の内容を何回かに分けて紹介していきたい。

次回へ

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