メイカーズ塾実習 データロガー作り(電流波形測定)

さあて。ここまで出来ると、実際の電力を測定してみたくなる。

自宅の分電盤をこじ開けて、CTセンサを設置して、Arduinoとインタフェースボードを設置して、いざ測定。

測定する時間を1分間に設定すると、1ms毎に測定するから、6万ポイント分。

Arduinoには、スイッチなんて付いていないので、電池を接続すると、すぐに始まってしまう。電源が暗転するまで5秒ほどウェイトさせてから1分間測定してSDカードに記録するようにソフトを修正。いざ、スイッチオン!

20140922_114613

これからが、たいへんだ。電子レンジで珈琲を温めるためにスイッチオン。10秒ほどで、スイッチオフ。次は、リビングのエアコンのスイッチオン、30秒ほどでスイッチオフ。これで、1分間の測定時間で、電子レンジとエアコンの消費電流波形が取れるはず。ただ、定常的に消費されている冷蔵庫、オーディオまわりの待機電力などがベースにあることは考慮が必要だ。

SDカードから電力情報データをパソコンで確認。グラフにしてみると、おお~~~~取れてる取れてる。

20140922電流波形01

これは、電子レンジのスイッチを入れたときの波形。スイッチを入れて、電力が少し上がった後に、一度下がって、大出力が出て、その後、少し減少して定常的に電流が流れているという現象が確認できた。おもしれ~~~~!

これだけ詳細な波形は、そうお目にかかれるものではないぞ。

次は、エアコンだ。

あれ? エアコンをONにしても、ほとんど定常状態から電力が増えていない。エアコンは、電源を入れて、しばらくしてからでないと、コンプレッサーが働かないのか。もっと、がつんと電力が上がると思っていたのだが、そうでもないらしい。

いろいろと、機器による違いを確認してみよう。

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