PV用DCDCコンバータ開発(7) 久しぶりに開発

先週も、今週も、中学三年の息子の受験準備にあっちこっちに行かねばならず、DCDCコン開発が遅々として進まず。。。。。

腰を落着けて長時間作業ができないので、PICの動作クロックを今とりあえず動いている16MHzからMaxの32MHzにクロックアップすることと、ディスプレイの表示制御を指定時間待ちからビジィ信号制御に変更する作業に取組む。

ディスプレイのビジィ制御は、待っている時間にも別のことをやれるというメリットがある。が、今まではWriteモードだけでLCDを制御してたのに、Read/Write制御にすると、信号線が1本余計に必要となる。

さらに、プログラムでR/Wの切換え制御も必要に。PICの少ない足をやりくりしながら、ハードも改造して、何とか動くようになった。

次の32MHz化は、かなり手強い。16MHzまでは、ほとんどトラブル無く動いたので、高をくくっていたのがいけなかった。先ず、ディスプレイが何も表示しない。LCDにデータを書き込むストローブ信号幅をオシロで確認すると、データシートで指定された時間に微妙に足りていない。

NOP命令は一つで125ns時間を消費するので、一つ挿入。

お…症状が変わった。なにやら表示されるようになったのだが「←」や「○」など、指定している文字とは異なる意味不明の文字。それでも、症状は改善に向かっているぞ。

信号線と信号線のパルスの関係を確認すると、う・・・・時間間隔が仕様を満たしていない。。。やはり、きちんとデータシートは読まなきゃだめね。

それにしても、何でデータシートの文字はこんなに小さい。眼鏡と虫眼鏡で格闘し、何とか解読。

NOP命令を仕様を満たすように必要なだけプログラムに挿入したところ、ようやく正しく文字が表示されるようになった。

20121007_215612

ついでに、PICライタ(CPUへのプログラム書込み機)が、動作不安定だったので、基板上にきちんと半田付してコネクタで接続できるようにし、さらに、接触不良っぽい箇所も半田を付け直したら安定して動作するようになった。

なかなか思うように進まないが、それでも隙間時間で、気になっていた3つの課題がクリアできたので、とりあえずは良しとしよう。

明日からは、ようやく電力のメインロードの制御部のハードの試験ができるかな。

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