焦電型赤外線センサとは、センサライトの人感センサに使われているあれです。日本ではパナソニックのNaPiOn(ナピオン)という商品が品質良く有名だが、いかんせん高価だ。
http://www3.panasonic.biz/ac/j/control/sensor/human/napion/
1モジュールで1000円以上する。いまどき、1000円も出せば、ホームセンタで特売の時にちょっとしたセンサライトが買える値段だ。秋月電子で扱っているモジュールでも800円はする。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02471/
秋月で入手したモジュールで3年ほど前にPIC12F629でトイレの人感センサを造って愛用している。わが家には、トイレの電気を消し忘れる人間が複数名いるため。その際には、照度センサも組み合せて明るいときには電気も自動で消えるように作り込んだ。秋月のモジュールは、タイマを持っておらず、センシングした瞬間しか検知信号がでないため、PICでソフト制御をしなければならなかった。
最近は、わが家の照明もずいぶんLEDライトに変ってきた。蛍光灯電球だと、スイッチを入れたり切ったりすると寿命を縮めるということから、こまめにOn/Offはしないようにしてきたが、LEDライトは総点灯時間が寿命のため、こまめに切った方が長持ちする。
eBayでいろいろとあさっていたらたまたまこんなセンサモジュールを見つけた。オークションで、$1程度と日本で買うよりも大幅に安かったので、入札してみたら、$1.29と$1.85で2個落札できた。
案の定、データシートもないまま送られてきた。ま、この値段なら、うまく動かなくてもお勉強と言うことであきらめもつくし。ネットで情報を探して、何とか使い方の概要を把握できたので動作試験してみた。
裏に2つの半固定抵抗が付いており、1つがセンシングの距離を3~7mの範囲で調整。もう1つが、タイマの保持時間の調整用。一度検知すると、On状態を一定時間保持してくれる。だいたい10~200秒。ジャンパポストは、タイマ保持中に再検知するかしないかの切換え。安物の割には、きちんと動作するし、よくできてる。お買得だったようだ。
白いドーム型のレンズの中に、センサが収められているが、そのそばに一つのジャンパーホールが。ネットで調べたところ、照度センサを付ける事ができるらしい。。。
これだけの機能が単体に収められていれば、電源と、AC100Vのリレーがあれば、PICで制御するまでもなくセンサライトが簡単に作れそうだ。
ということで、またまた横道にそれて、次の週末には、トイレと洗面所のLEDライトを人感センサ付にしようと検討中。
ちなみに、こちらは2年前に作った初号機。便利に利用している。