メイカーズ塾実習 シャッターテスタ作り(2)

シャッターの露出時間を計るには、シャッターが開いているときに通過する光がフィルム面にあたっている時間を測定すればよい。

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カメラのシャッターには、レンズシャッターとフォーカルプレーンシャッターの2種類があるらしい。レンズシャッターはレンズに見込まれているもので、レンズを交換する方式のカメラ(一眼レフなど)には、採用できない。

今回は、フォーカルプレーンシャッターでも利用できるものを想定する。

フォーカルプレーンシャッターは、先幕と後幕の2枚の膜がフィルムフレーム面を通過することで、先幕と後幕の間の時間が露出時間となる。幕の走る方向が縦か横かという違いもある。シャッタースピードが速くなると、先幕がフレームを横切っている途中で後幕が追いかけるということになり、フレーム面をスリット状の光が通過することでフィルムを露光させる。幕の速度がばらついていたりすると、フィルム面の部分によって、露光時間が異なることとなってしまう。

そういった、フィルム面の部分毎の露光を測定するためには、複数個所で測定しなければならない。

なかなか奥が深い世界である。

写真道場というサイトでのにわか仕込みです。。。。(^^ゞ

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