センサライト開発(4) 初号機回路図

今回は、照度センサ付き人感センサライトの回路図をご紹介。
ポイントは、トランスレスのDC電源部と、ソリッドステートリレー部です。あとは、単にPICのポートに、LEDはCDSセルなどを繋いでいるだけ。
トランスレスDC電源は、いろいろと実験中。通常、一般家庭のコンセントに来ている交流(AC)100Vから、マイコンの制御回路を動かすには、直流(CD)3V~9Vぐらいに変換しないとならない。王道はトランスという部品で100V-ACを5V-ACに変換して、それを直流に変換するという方法なのだが、トランスは鉄のかたまりみたいなもので、重たいしでかい。
そこで、コンデンサで電流制限をかけて、ブリッジで全波整流し、ツェナーダイオードでターゲット電圧にクリップして電解コンデンサで脈流をならすという、トランスレスDC電源回路を試してみた。

電流制限をかけるためのコンデンサは、耐圧250Vのものを使わなければならないが、大阪の 日本橋で、ジャンク扱いのものが格安であったので、それを使ってみた。
とにかく、省電力のためなので、無駄な電流は流したくなかった。そこで、フォトトライアックを駆動するのに、最小限の電流を流し、LEDも、とりあえずついていることが分かればよいと言うことで、けちけち設計とトライアルで抵抗値を決めたのがこれ。

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それでも、6mAぐらいは、流れてしまう。
さらに、トランスレスDC電源の回路では、PICがスリープしているときでもさほど消費電流が減らない。う~~ん。。。今一つエコでない。。。。とりあえずは、今回はこんなもので次回はも少し消費電力量の削減にトライしてみよう。

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