DCDCコンバータの性能チェックをしようとして、不注意でディスプレイのバックライトLEDを壊してしまった。利用していたのが、バックライトがないと、ほとんど表示内容を確認できないタイプのもの。
困った。手持ちのLEDで、何とかならないかと、試してみたが、何せ、小さいチップで白色高輝度のものは、残念ながら無い。照明用に購入したものでも、少し大きいし、そもそもやわなので、基板がないと利用できない。
仕方なく、やろうやろうと思いつつ、できていなかったI2C通信タイプのLCDディスプレイを利用することに決意。
今まで利用していたパラレルインタフェースタイプのLCDは、PICとの通信に6本の信号線を使わなければならない。安価なPICでは、そもそもピンの数が少ないので、他の機能が制限されてしまう。I2C通信タイプであれば、2本の信号線で済む。このメリットは非常に大きい。
しかし・・・・I2Cは、まだ手つかず。マニュアル読んでみたら、あまりの複雑さに恐れをなして、なかなか手を出せずにいた。それでも、取り組まなければならないことは認識し、I2CタイプのLCDディスプレイも購入はしてあった。写真の左側が今回バックライトを壊してしまったディスプレイで、右がI2Cタイプのディスプレイ。
これは、神様の啓示だ! これを機会に、勉強せよと言うことに違いない。が、、、、マニュアルを読み始めて、やはり、あまりの複雑さに頓挫しそう。。。。PICでI2C通信を行う技術情報は、多少はネットに在るのだが、よく見ると、PICのMSSPモジュールを利用しているものはほとんど無く、ベタでポートを制御するタイプばかり。せっかくPICが機能を持っているのだから、ぜひとも活用したいところ。
腰を落ち着けて、じっくりとマスターしよう。