PV用DCDCコンバータが完成したので、次は、バッテリ充放電用のDCDCコンバータの作成中。PV用とハードウェアは共通化しているので、見た目はほとんど同じ。流す電流がバッテリ放電の場合は大きいので、コイルを大電流に対応するものに変更している。スイッチングFETは、元々余裕を持たせて大きな電流容量のものを利用しているので、その部分は変更無し。
左に並んでいるのがダウンコンバータ。右のはアップコンバータ。ダウンコンバータは、PV用(左上)と充電用(左中と左下)で、ハードウェアは全く同じ。バッテリ充電は、常時行うため、急速充電である必要は無いので、電流はそれほど流さないため。
アップコンバータはPV用(右上)が8Vのコイルを使っているのに対して、放電用(右下)は10Aものを利用している。そのため、見た目のサイズも大きくなっている。
基板の設計をした2年前は、こんな大きなコイルを搭載することは想定していなかったので、スペースがないため、コンデンサを横にして何とかスペースを確保してみた。
PV用として利用している限りは、それほどの発熱は生じないが、放電で10Aも流すとどうなるのか、実際に検証しながらヒートシンクの大きさなどを評価していくつもり。