PV用DCDCコンバータ開発(63) ダウンコンバータ本番機検証再開

2013年10月13日の投稿以来進んでいなかった本番機の検証を再開した。進んでいなかった理由は、第一種電気工事士の技能試験があったり、横道にそれて人感センサー照明作りに励んだりと、まぁ、難しい問題への真正面からの取組みから目を背けていたというのが実情かな。

季候も良くなってきたので(なんの関係があるんだ・・・?)少し、真面目に取り組んでみようかと。。。。

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写真の中央右側に縦に置いてあるのが、NexPower薄膜太陽光パネル用のダウンコンバータ基板。中国でボードを起こしたモノ。以前、検証をしかけて、ゲートドライブの派手なノイズをどうやって取り除こうかと思いつつ、うまく取り除けないまま放置していた状況。

今回は、測定タイミングをPWMクロックに同期させる方法を組み込んだので、ノイズが多少あったとしても、影響が軽減されることを期待して再開した。

基板には、表示系としてはLEDが2個載せてあるだけで、詳細な状況を確認することができないので、ブレッドボードのPICと液晶表示パネルを利用し、基板からは電圧測定値を引き出し、PWMクロックを入れる線をつないで動作検証しているところ。

PICの電源は、基板からではなく、ACアダプタから取っているので、ノイズの影響は受けず、安定して検証できるはず。

そうは言っても、基板には70V以上の電圧がかかっているので、ミスがあると素子が壊れてしまう。下手すると、コンデンサ爆発~~なんてことになりかねないので、電源を入れるのは、恐る恐る・・・・ぽちっ

とりあえず、煙は出ないし変な臭いもしないぞ。一安心。。。。

ところが、LCDパネルの数字が安定せずに、ばらばらと変化する症状。う~~ん、まだまだ問題在りそうだなぁ。。。。と覚悟を決めかけて、はたと気付く。

あっ!!! GNDラインつないでないじゃん。。。。別の電源系統から取った場合は、電位を同じにするためにGNDを接続するのは基本中の基本。。。。いかんいかん。ジャンパーで基板とブレッドボードのGNDを接続して、再度スイッチぽちっ!

おおぉ~~~PWMデューティが045で安定したぞ。PWMの分解能は200なので、45/200というと22.5%。もう少し大きな値になってもおかしくないのだけど、その原因はこれから検証するとして、ひとまず、検証できる環境は整ったぞ。

さあて、頑張って、検証再開としますか。

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