最初は、台湾NexPower社のパネルのケーブルをバッテリに直結。PV発電の開放電圧は75V前後。これを、12Vの自動車バッテリに直結して、大丈夫か?PVの電圧は、負荷のかかり具合で変動する。バッテリがやや放電気味で、11.8Vしかなかったので、直結すると、PVの起電力は、バッテリに引張られて、13Vぐらいに落ちた。その時の電流が1.5A位だから、とりあえずは、PVで発電した電力で充電はできているようだ。
その後、電圧の変化を観察していると、徐々に上がり、1時間程で13.5Vまで上昇。これで、ある程度充電はできているはず。とりあえずの実験は成功。。。。と言っても、単に直結しただけで、芸がないのだが。。。
NexPowerのパネルの最大電力電圧は64Vで最大電流は2.3Aなのだが、電圧が13.5V程度ということは、バッテリが電流をたくさん吸い込もうとしてもパネルが電流をそれ以上出せないため、電圧低下が起こっているためと考えられる。当然、電力効率は悪くなるので、バッテリの充電する際には、充電電圧に整合させる機構が必要になるということがわかる。
実験した結果、起こった現象を見ながら、パネルや蓄電池がどうしてそういう現象になっているかを理解することは非常に重要だ。今後、いろいろなことを試してみる中で、パネルや蓄電池の理解を深められるはず。
繋ぎっぱなしにして、過充電でバッテリを壊しちゃいけないので、適当なところで、実験は終了とした。