システムで利用する機材がようやく準備出来た。これらを設置し、配線する必要があるが大阪では私がするわけにもいかず、地場の電気設備会社に依頼しなければならない。しかし、通常の屋内配電工事ではなく直流電力配電だ。一般の電設会社には経験がないはずで、果たして引き受けてくれるところはあるだろうか。
そんな不安を抱えつつ知人に紹介された電設会社と打合せを行った。結果、快く引き受けてくれた。現地視察を2度ほど行い、工事日程を2016年の年末までには終わらせる計画で確定させた。
特に、6Fのベランダ柵の外側に設置する太陽光パネルの工事方法について、安全性を確保しつつ、工事器具や部材の落下を防止する措置では低コストでの実現方法に工夫を頂いた。通常であれば足場を組むところだが、それではコストも工期も跳ね上がるため、パネルをワイヤーで手すりと接続することでパネルの落下を防止し、柵外でなく、ベランダ側から作業をすることで作業者の安全を確保する方法を考えた。
ベランダに設置する蓄電池も目隠し用の箱を作っていただき、配線もきれいにまとめていただいた。
電力制御機材と分電盤はベランダの外壁の内側にきれいにまとめて設置。配線も美しく束ねて設置。さすがプロの技である!