オフグリッド直流電力システム開発(19) オフグリッドシステムの効果について

先月、電気使用量が下がったとレポートしたが、もしかしたら、暖冬ゆえの一時的な低下だったかもしれない。そこで、今月も引き続き、過去の使用料と比較をしてみた。

20160314PowerCost

実際に照明の一部をDC化したのが10月からで、もっとも使用量の多いと思われるリビングのシーリングライトを切り替えたのが12月29日だ。

電気料金は1か月遅れで請求されてくるので、電気使用量、電気料金に効果が表れるのは2月からとなっている。

過去4年間で比較してみると、1月時点でも少しは過去3年間と比較して使用量が減少しているのが分かる。そして、2月からは、さらに大きく減少していることが分かり、3月も継続して減少していることが分かる。過去に比べて、毎月概ね2割程度は電気使用量が削減されているということになる。

削減量としては、150kW/月程度といえそうだ。

現在、我が家で運用しているオフグリッド直流電力システムは、180Wの単結晶パネル2枚と、115Ahの鉛蓄電池2台だ。高々それだけのシステムでも系統電力150kW/月程度の穴埋めを十分できているということになる。直流電力システムのDC照明は、LEDモジュールを利用しているので、電力効率は良いので、実際に利用している直流電力は、半分程度と考えているが、効果としては、系統電力の削減分ということもできる。どちらかというと、系統電力分の削減量で効果を測ることが環境負荷などの削減としては適切と思われる。

オフグリッドのシステムでは、その電力規模よりも、系統電力の使用量削減効果としてみることが重要だ。

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