オフグリッド直流電力システム開発(18) 電気代へのインパクト

自宅のリビングのシーリングライトをオフグリッド直流電力システムのLED照明に切り替えたのが去年末のこと。これが、どの程度電気代に影響をするのか待ち遠しかった。

と、その前に、シーリングライトにどのように直流LED照明を導入したかについても紹介しておこう。もともと付いているのは、40W+32Wのリングタイプの蛍光灯のもの。それを除去して直流LED照明を導入すると、直流電力システムのトラブルの際に明かりがつかなくなり、困ったことになる。よって、既存のものは温存したまま直流LED照明を導入するにはどうすればよいか。既存のシーリングライトの内部にLEDモジュールを設置することにした。

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シーリングライトのベースの金属板に放熱を兼ねてLEDモジュールを張り付けた。LEDモジュールだと、どうしても直下が明るくなり、周囲への拡散が少ないので、おまけに張り出し部分を付けて、明るさを補うことに。

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リビングは、窓があるものの、隣の家が迫っているので、日中でも照明はつけなければならない。その結果、家人が家にいる間は、結構な時間点いていることとなる。自宅の電気代の一番大きな消費負荷ではないかと思っていた。

2月分の電気料金の健診結果がきた。

2016年2月分 552kW 15677円

とある。昨年、一昨年と比較してみると。。。

2014年2月分 644kW 19365円

2015年2月分 662kW 21364円

これまでは、毎年650kW程度使用していたが、今回は550kWと大幅に減少している。2月はもっとも寒い時期になるので、電気は1年間で一番消費が大きくなっている。そんな中で、15%程度、消費が削減されているようだ。

おそらく、リビングのシーリングライトの消費電力は、季節によって、それほど大きくは違わないはずなので、毎月100kW程度の電気料金の節約ということになると、月額4000円、年間5万円程度の節約ができるということだ。こうして、具体的に額が算出できると、オフグリッドがよりありがたく思えてくる。

まだ、オフグリッドの電力的には余裕があるので、次は、スマホの充電器などにも用途を広げていこう。

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