PV用DCDCコンバータ開発(16) コイルの手巻きに挑戦

DCDCコン開発では受動デバイスのコンデンサ(キャパシタ)とコイル(インダクタ)が重要。

しかし、欲しいコイルはあんまり売っていない。特に10A以上の電流を流せるコイルはほとんど入手不可能。なので、手始めに、小さいコイルの手巻きに挑戦。

市販のコイルをばらして、1mmのポリウレタン線を3本束ねてコアの周りにグルグルと巻きつけるだけなのだが、1mmのコードは意外と取り回しに苦労する。なんとか巻いて測定すると20μH。予定より少し少なめだけどどうにかなるか…

s-20121111コイル手巻002

これまででダウンコンバータは概ねできてきたので、次はアップコンバータを作ってみようと思う。

FETは、ハイサイドとローサイドの間に入るので、Nチャンで行けるしドライブ回路もシンプルな構成で大丈夫そうだ。

机上できちんと計算してみたら、手巻きしたコイルではインダクタンスが足りない… (TдT)
PWM周波数上げるにしても40kHz止まりだとそれでも足りない。

趣味で取り扱うには大きいパネルだが、業務で使われるほどの総発電量は無いので、そもそも市場がないってことか部品もない。。。。しゃあないなぁ?  部材買い集めて手巻きせんとあかんのかねぇ・・・・
ちなみに、このコアは緑色だが、周波数特性により色分けしてあるそうだ。カラー抵抗の色は学生時代のバイトで覚えたけど、この歳になってから覚えるのはなかなかしんどいものがある。

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