いよいよ具体的な設計フェーズに突入だ。その前に、既存商品の参考回路をリバースしてみよう。
手書きで汚くて申し訳ないが、非常にシンプルな回路だ。これをデータシートに出ているリファレンス回路を比べると、ほぼほぼそのままであることが判明。
中国製品ではこういったことが良くある。要は、設計コストをかけずに開発できるということ。これに対して日本に製品は、とてもよくできているのだが、その分コストが大きく増えて高価な商品となってしまう。
更に、チップの持つ機能を最大限活用すればよいのに、チップ機能は使わず別の部品で回路を構成することにどれだけのメリットがあるか疑問に思うことも多い。チップがいい加減に設計されていたらそれは仕方ないが、一般にチップに組み込む際に組み込んだ状態で最大限の性能を出せるように作られているものを、あえて外側で別の部品を利用して実現する意味がどれほどあるか。
それとも、ハードの設計技術者がチップをコントロールするプログラムが書けないため、面倒なプログラムを書くくらいならハードで実現した方が簡単と思っているのか。実際はわからないが、チップの持つ機能は最大限活用することで安価に商品ができるとしたら積極的に使うべきだと思っている。
色々と思うところがあるので、横道にそれてしまった。。。。