FMモジュレータ開発(8)

オフグリッド電力システムの開発でなぜFMモジュレータ開発かという疑問に答えておこうと思う。

一つは、東日本大震災から年月が経ち、電力に対する日本の方々の興味がどんどん薄れていることを実感しており、電力関連のシステム開発に対する期待がしぼみつつある中で、なかなか開発を進める意欲がわかなくなっているというのが一つ。

一方、今まで私の開発するオフグリッド電力システムは、自律分散型の制御方法を採用することでスケーラビリティを出す設計思想であったが、いろいろなトラブルを経験する中で、システムの状態をきちんと監視する機能が必要と強く思うようになってきた。状態監視はセンシング情報をWiFiなどで飛ばして遠隔情報を取得すればよいのだが、WiFi機器を作ろうとすると、意外とコストがかかってしまうのだ。

今回いろいろと調べているFMモジュレータのチップは無線送信のチップだ。一般にはオーディオをラジオという無線受信機に送信するものだが、実は海外でよく使われている仕様に文字放送がある。FMラジオで今かかっている曲名などを表示する機能だ。今回調べたFMトランスミッタチップにもこの機能は組み込まれている。

FMトランスミッタチップをうまく使うと、非常に安価なIoT無線通信機ができるのではなかろうかと考えている。近距離の無線通信が極めて安価な装置で実現できたらとても使い勝手が良いのではと考えている次第だ。

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