入手したドライブICを試してみた。
ネットにあまり参考情報がなく、メーカのアプリケーションノートを読んだものの、コンデンサ等の値があまりきちんと示されていないので、試行錯誤してチューニングする必要がありそうだ。
適当なパラメータで回路を組んで試してみた。その波形がこの写真。
FETのゲートの様子。みごとな立上がりと立ち下がり。ディスクリートで組んだ時には、こんなにかっちりと矩形波にはなっていなかった。
さすが専用のICだ。しかも、周辺回路は、コンデンサ、ダイオード、抵抗など4つだけ。う~~~む。今までの苦労はいったい。。。。でも、いろいろ試して、勉強になったことは多いので、良しとしよう。
グラフをよく見てみると、あまりにも急峻な立上り立下りのため、電源ラインにスパイク状のノイズが現れてる。これが、よく言われるスイッチングノイズの実態。
世の中では、こいつを取り除くのに苦労している技術者が数多くいるといわれている。私もその一員として、技術検証に加わったということか。
ブレッドボード上の回路をきれいに整理してバックライト液晶を奮発してセットしてみた。
中央左のごちゃっとしたのが今まで試してきたドライブ回路。部品数は15個ぐらい。
中央の緑のクリップの左上のちょろっとしたのが、今回のドライブIC回路。部品数5。見るからにシンプルです。手間もほとんどかからず本当に良くできている。ドライブICも¥170とディスクリートの部品代合計ととんとんなので、使わない手はないってものだ。
最初にFETをさわってもあまり熱くならないので、ヒートシンクを付けないまま調子に乗って、いろいろと試していたら、いやな臭いと煙が。。。。FETを燃やしてひとつおシャカにしてしまった。¥156損失。いかんいかん。気をつけなきゃ。。。