世界的に最も優れた太陽光発電用パワコンメーカであるドイツのSMA社のパワコンの設計、設備工事を行うためには、SMAパワコン技術セミナを受講し、修了証をもらわなければならない。当然、工事をするには電気工事士の免許が必要になるため、セミナ自体の受講は電気工事士であることが条件となっている。
これはスキルアップのためにも、世界一のパワコンの技術理解のためにも有意義と思い、受講した。
3日間のコースで、3.5kW、4.5kWの小型パワコンSunnyBoyと、10kW、20kWの中型パワコンSunnyTriPowerの実機を実際にさわらせてもらい、ネットによる遠隔監視も見せてもらい、たいへんに有意義なものだった。
コネクタは、一般的なMC3、MC4ではなく、特殊な工具を使わず、ワンタッチでケーブルを接続できるSUNCLIXコネクタは、優れもの。
保守作業のことまで考えられている設計には、さすがと納得させられることしきり。
ただ、毎日の講義、実習の終了後、理解度テストで90点以上をとらないと、修了証をもらえないというプレッシャーはかなりのもの。その問題が、数値問題では微に入り細に入り問う非常に難しいもので、連日、追試者続出。最終日の終了テストでは、受講8名のうち一発合格したのは3名だけという状況。
え? 私?? もちろん、3日間とも一発合格しましたとも。ぎりぎりの点数でしたが。。。(^_^ゞ
社会人になって、これだけプレッシャーを受けつつ受講したセミナは初めてかもしれない。それだけに、修了証の重みもひとしお。。。。
特に、普通はお付き合いがなかなか無い、施工会社の方々と人脈が作れたことが大きな成果。
さあて、これで、いつでもパワコン設置工事ができる資格を手にしたぞ。。。。と。