計測器類

アナログテスタとデジタルテスタ            ベルマンのオシロスコープ本体

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オシロスコープのパソコン画面表示例

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ちょっと電子工作をしようと思えば、導通を始め、電圧や電流を測ったりしなければならない場面が多いので、テスターぐらいは持っている人も多いと思う。

私も、かれこれ30年選手となるテスターを愛用してきた。しかし、アナログの文字盤の小さな字がつらいお年頃になってしまった。

先日、大阪日本橋の電気街を初めて訪問。

大阪に単身赴任して4年になるのに、日本橋に行っていなかったのはうかつであった。行き慣れた秋葉原に比べれば、どうしても、見劣りしてしまう日本橋、さらに、最近はジャンク屋さんも減ってしまったと聞いていたので。。。。

ネットで調べたら、秋葉の有名な部品屋さんが支店を開いていたり、まだまだ使えそうな予感がぷんぷん。さっそく出かけてみた。

アキバで部品を買おうと思えば、秋月か、千石かというところであるが、残念ながら秋月は大阪には進出していない。ところが、千石電商は、しっかりと根を生やしているではないか。

恵美須町駅で降りて、一本裏通りに入り、北に向かうと、お・・・・なにやら、パーツを扱うお店がちらほら。地図を見つつ、千石電商まで、たどり着く。入口前には、お約束の、いかがわしい商品が段ボールに入って積み上げてある。こう言うところに、掘り出し物があるはず~

さっそく、端から見ていくと・・・・『デジタルテスター1080円』というのが目に飛び込んできた。最近は、やたらと安いテスターは珍しくないが、こいつは、トランジスタのHfe(増幅倍率)やコンデンサの容量、さらには、周波数から、温度測定まで出来る代物。

私が愛用しているアナログテスターは30年程前に購入したが、その際に、コンデンサの容量測定機能がついているだけで倍の値段がしたもので、泣く泣く無いものをそれでも当時7000円ぐらいで購入した記憶がある。

それが、デジタルで、しかも、機能盛りだくさんで、たったの1080で良いのか~~

ただ、『トランジスタ測定端子の接触悪し。それでも良いなら買いなさい。』なんて、怪しげな注意書きまでしてある。

さっそく店員さんに、『接触は悪くても、とりあえず、測定できるなら良いんだけど、測れなかったらどないするねん。』と、突っ込みを入れてみた。

すると、『値段が値段だからねぇ。でも、測定できなかったら、初期不良と言うことで交換しますよ。』と、なんとも、頼もしいお言葉。

即決、現金払いで購入しました。

そして、この週末、さっそく工作で利用。

ついでに手元にあるトランジスタも測定してみる。確かに、トランジスタ測定端子の接触は、注意書きの通りよろしくない。ただ、トランジスタをある方向に指で押さえてやれば測定できることが確認できたので、良しとしよう。

なかなか、良いものを購入できてラッキーであった。

少し前になるが、オシロスコープを購入した。

オシロと言えば、ディスプレイに測定点の波形が時間軸と電圧軸で表示されるもの。テスターだけではどうしてもわからない高速動作を確認するには、必須の機器だ。以前から欲しかったのだけど、なかなか高価で手がでなかった。

ところが、最近は、周波数レンジが60MHz×2ch、サンプリングレート1GHz、パソコンに繋ぐタイプが、とってもお得なお値段で出てい る。外国(ドイツ)製だけど、今の時代、そんなものは珍しくないので、構わない。ネットの最安値のショップで購入。さすがに、これは、6万円もした。。。。。が、 30年前なら、この機能のものは、100万円程度はしたのだから、それに比べれば、超安価。

とりあえずは、テスターとオシロスコープがあれば、かなり強力な回路設計のお伴となる。これからの、工作が楽しみになること間違い無しである。

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