今までは、ブレッドボードという仮配置の実験ボード上で制御回路を組んでいたのだが、太陽光パネル近傍に組込むことを考えて、蛇の目基板にきれいに回路を作り込んだ。
熱が出ないロジック部分は、高密度タイプが好みなので左下には電源引込、電圧変換、左上に液晶パネルコネクタ、右下にPIC周辺と配置してみた。中央部の空きスペースは、まだ、検証途中のFETドライブ回路が確定したら組込む予定。
高密度で配置すると、部品が2.5mm間隔で並ぶことになるので、裏面の配線は、間違えないように慎重に半田付しなければならない。今回も、かなり気をつけつつ作ったつもりだが、火入れ試験では、ロジック電源の5Vが2.5Vしか出ていないという不具合により、うまく動かず。
老眼鏡を掛けながら裏面の半田回路を確かめると、シャントレギュレータの入力抵抗の接続が浮いていることを発見。半田を付け直して、無事に火入れ成功。とりあえずは、電源まわりさえ不具合がなければ、部品が壊れることはほぼ無いので、ロジック部分をDCDCコン本体と接続しつつ、検証することとしよう。
ちなみに、このボードの動作検証では、薄膜タイプ起電圧75Vのパネルを初めて利用。まずは、薄膜タイプパネルから、ベースロードの50Vをつくり、そこから、各電源電圧を作成するつもり。その後のもろもろの検討結果により、先日のPVシステム構成が少し変化した。その理由などは、また別途ご紹介する予定。