直流LED照明開発(1) エコ照明検討開始

LED照明の設計を始めようと思い、勉強を開始。

私のLED知識は、中村さんが青色LEDを発明する以前のまま止っている。最新デバイスを含めてきちんと勉強し直さねばならない。

ちょっと調べてみると、チップLEDなる代物がずいぶんと出回っており、価格も廉価なことが分った。ちなみに写真の黒テープの中に10個ずつ入っているちっこいのがLED素子。3mm×3mmという大きさなのに150mAも電流を流せて30lm(ルーメン)の明るさがあると。

ルーメン、ルーメン・・・ラーメンじゃないよ。

明るさの単位なんてよくわからない。他にルクス、カンデラなんて単位もあるが、それらは発光物ではなく、発光物によって照らされる物体の明るさを表す単位だそうな。そして、ルーメンが発光物自体の発する光の量を表すそうな。

今流行のLED電球には、400lmやら800lmやらの表示がある。で、一般に、どんな明るさかということを調べてみた。

○光源による発光効率(1Wあたりのルーメン数)

電球:10数lm       40W電球でおよそ500lm

蛍光灯:70~100lm    40Wで一般型3000lm 3波長型3500lm

水銀灯:40~60lm     40Wで1700lm

LED:50~100lm(効率向上途上)

輪っかタイプの蛍光灯は30W位だから、それ1本でおよそ2500lmということ。15畳ぐらいのリビングには5000~7000lmの明るさが必要と言うことだ。

今回入手したチップLEDは、100lm/1Wにもなるという発光効率の代物。それはそれで消費電力を考えると結構発熱しそうだから、きちんと廃熱処理をしなければならない。ということで、アルミ放熱版付き基板も買ってみた。この上にチップLEDを半田付して光らせることになる。

LEDチップ10個で200円のものと300円のもの。アルミ基板@100円2枚を入手。とりあえず、実験と言うことで、700円の投資。週末には、バッテリからの電気で光らせてみようと思う。

s-20130516LED照明001

LED照明を自作しようと思っていたのだが、あれよあれよとLEDシーリングライトの価格が下がってホームセンタでは既に8千円を割って売られている。。。。う~~む。自作する意味はあるのだろうか。。。。という事は考えずに、直流給電による高効率な照明こそCO2 削減で地球に貢献できると自分に言聞かせているのであ~る。

次回へ

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