PV用DCDCコンバータ開発(97) 蓄電池の充放電制御

放電用DCDCコンバータは、それほどトラブル無く動作の確認ができたので、いよいよ充放電制御の連携動作に取組む。充電用DCDCコンバータと放電用DCDCコンバータが単体で動作するところまで来たので、これらを連携させることとする。なぜなら、充電しながら放電してしまっては、トカゲが自分のしっぽを食ってるような状況でDCDCコンバータの動作電力の無駄になってしまうからだ。

2台のDCDCコンバータを連携させるには、何らかの信号をやりとりしなければならないが、それぞれ制御をPIC12F1822という8本足のICを利用し、全ての信号線を既に利用してしまっていてあまりがない。ただ、充電用、放電用で、バス電圧とバッテリ電圧はそれぞれで計測している。それらのうちのどれかを不要にして、余った足を信号線として利用しようと思う。

諸々検討したが、充電用DCDCコンバータのバッテリ電圧測定を不要とすることにした。充電器と放電器では、放電器を主とし充電器を従として制御する。放電動作を行っている場合は充電器は停止させ、放電が停止しているときに充電器が動作するような制御系だ。論理はシンプルにしておくに尽きる。そもそも、初号機としては、基本動作が行えればよい。2号機で、もう少しうまく一体化したものを作ればよい。

こうして組上げたのが以下のもの。

s-RIMG0001

2枚の基板を背中合せにくっつけたような恰好で、ヒートシンクもそれぞれ別に付けており、少々不格好だが、初号機としては良しとしよう。ヒートシンクも廃品利用なので、フィンが水平になっているなど、突っ込みどころは満載だが、この際目をつぶる。まずは、きちんと動作する事が重要。

充電器は急速充電ではなく、日中に時間をかけて充電するよう5Aに電流制限しているので、インダクタは小さいが、放電はある程度の出力が出せるよう10Aで設計したのでそれなりにインダクタも大きくなった。発熱も考慮し大きなパソコンCPU用のヒートシンクを転用した。

それぞれ、単体では正常に動作するので、それほど問題は無いと思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかった。

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