2号機の制御回路ができたことから、初号機と2号機を、PV~ベースロード直流~蓄電池充電という流れで連携動作させるために、何でも詰め込んで作ってきた制御ソフトをそれぞれの機能に特化した形に分離した。
ひとつは、PV発電を最大効率で動作させるMPPTを搭載し、50Vのベースロード直流給電ラインに電力を供給するDC-DCコン、もうひとつは、50Vのベースロードから、蓄電池への充電するために12V用、24V用の直流を造り出すDC-DCコン。
前者は、全面的に書換え、表示系も自作したので、かなりのロジックが入れられるようにスリム化したおかげで、メモリ使用量は90%程度。後者は、元々作ってきたものをベースにまだブラシュアップはしていないものの、きちんと動作するもの。構成は、こんな感じ。
薄膜タイプの太陽光パネルを2枚並列に接続し、その出力をベースロード直流電圧DC-DCコンに入れて48V~55Vのベースロード電圧を作成。ベースロードから、充電制御用DC-DCコンを介して蓄電池に充電するという構成。
2台のDC-DCコンを連携させるところが意外と面倒で、細かい不整合部分はあるものの、とりあえずは連携させて動作させることに成功。大きな一歩だ。
2台連携の写真(左床:太陽光パネル制御ベースロード用DCDC 右机上:蓄電制御用DCDC)